2013年02月21日

「猫を殺せば野鳥救える」に猫好き「発狂」 「殺すな」「ふざけんな!」怒り爆発

「猫を殺せば野鳥救える?」――こんな報道に、ネットで猫好きたちが「発狂」している。猫が野鳥を食べてしまうため、対策の必要があるという主旨だが、「殺すな」「ふざけんな!」などと怒りの声が相次いでいる。

■「野鳥保護団体殺せば猫が救える」

 朝日新聞(電子版)は2013年2月19日、「猫を殺せば野鳥救える? 野鳥保護団体『深刻な脅威』」と見出しを打った記事を掲載した。

 それによるとアメリカで猫に殺される野鳥が年間24億羽にのぼり、深刻な脅威になっているとの論文が英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(電子版)に発表された。これを受けて、野鳥保護団体が「すぐにでも対策が必要だ」と訴える一方、愛猫団体は「ネコを殺しても野鳥は救えない」と反発したという。

 日本のネットでも、愛猫家たちが2ちゃんねるやツイッターなどに「ひどい!」「殺すな!」といった怒りを次々に書き込んでいる。

  「ヌコ(編注:ネットスラングで猫のこと)をイジメる奴は悪い奴 」
  「ぬこたんが危ない!! 」
  「何で全部猫のせいにするねん。意味わからん」
  「これ以上の野暮はない!ふざけんな!(怒)」
  「何これふざけんな。頭おかしい。猫の命何やと思っとるん」
  「勝手なことばかりいってんじゃねえよ。猫も生き物だろうが」

 中には「野鳥保護団体殺せば猫が救えるってことになる」といった過激な書き込みも見られる。

希少な鳥たちを絶滅させる大きな原因の1つとなっている
 論文はアメリカの話だが、実は国内でもペットとして飼われていた猫が棄てられ、野生化・繁殖した野良猫、通称「野猫」の被害が深刻化している。沖縄の天然記念物・ヤンバルクイナは猫やマングースによって絶滅の危機に瀕していることはよく知られる。

 また、小笠原諸島では、カツオドリやオナガミズナギドリ、そしてアカガシラカラスバトといった固有の希少な海鳥が、外来の野猫によって捕食される被害が相次いでいる。母島南崎の海鳥繁殖地は猫によって消滅寸前だったという。

 もともと猫の住んでいなかった環境では野猫は「侵略的外来種」になってしまい、「希少な鳥たちを絶滅させる大きな原因の1つとなっている」わけだ。

 こうした現状に、環境省、林野庁、東京都とNPOなどは一丸となって対策を進めている。ただし、殺処分には動物愛護団体の反対もあり、捕獲して東京の動物病院に届けて、ペットとして暮らせるよう手配しているそうだ。

+Yahoo!ニュース-社会-J-CASTニュース

Posted by jun at 2013年02月21日 17:54 in 外来生物問題

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