2013年02月20日

繁殖続けるニシキヘビ退治作戦終了、68匹駆除 米フロリダ

 米フロリダ州の国立公園などで今年1月12日から始まっていた、繁殖を続ける「ビルマニシキヘビ」の退治作戦が2月10日に終了し、同州の魚類野生生物保護局は17日までに、計68匹を駆除したと発表した。

 州当局などが主催した大会には計1600人のハンターらが参加。最多の6匹を駆除したアマチュア部門のハンターと18匹を捕まえたプロ部門の参加者には1500ドル(約14万1000円)の賞金がそれぞれ贈られた。また、体長約4.2メートルの最大の大物を射止めたハンターは1000ドルの賞金を得た。

 大会では出来るだけ苦痛の少ない方法でヘビを殺すことが求められ、頭を撃ち抜くことやなたの利用が勧められた。ビルマニシキヘビの平均的な体長は約1.8〜2.7メートルとされる。

 同保護局は、今回の作戦による駆除の数は少なかったものの、外来種の脅威に対する地域社会の認識を深める本来の目的は達成されたと評価。エバーグレイズ国立公園でビルマニシキヘビの生息を今後管理する上での貴重な情報などを得ることが出来たと述べた。
保護局によると、マイアミ市郊外の広大な湿地帯には推定で最大10万匹のビルマニシキヘビが生息している。一方、同州のワニ生息数は約130万匹となっている。

 ビルマニシキヘビは東南アジア原産で、1979年に初めてエバーグレイズ国立公園で発見された。当初はペットとして持ち込まれたが、成長が早くて飼育に困り、投棄したとみられている。

 バージニア工科大学や米地質調査所(USGS)などは2012年の調査で、フロリダ州でウサギやキツネが消え、アライグマや有袋類動物、ボブキャットの生息数が最大で99%減ったとビルマニシキヘビが生態系に及ぼす悪影響を報告していた。フロリダ州の魚類野生生物保護局はビルマニシキヘビや他の外国産ヘビ3種、卵の輸入を禁止している。

+Yahoo!ニュース-国際総合-CNN.co.jp

Posted by jun at 2013年02月20日 19:05 in 外来生物問題

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