琵琶湖に生息する外来魚を退治するイベント「冬の外来魚駆除釣り大会」(県主催)が26日、彦根市の彦根旧港湾一帯で開かれる。ブラックバスやブルーギルなどを釣り上げて駆除に協力してもらうため、県琵琶湖政策課は参加を呼び掛けている。
アユなど琵琶湖固有の魚を食べる外来魚を釣り上げても再び湖に戻さない「琵琶湖ルール」を知ってもらおうと、今年は彦根や草津市などで計4回開催する予定だ。旧港湾は冬場でも水温が高く、外来魚が集まる絶好の釣り場といい、平日でも釣りを楽しむ人が多いという。
当日は午前10時〜午後1時(受付は正午)まで、旧港湾沿い約1キロの両岸に並び、釣りざおを出してもらう。体長20〜40センチ余のブラックバスなどが釣れるといい、毎回、釣り上げた子どもたちが「大きいぞ」と歓声を上げ、多い人は10匹ほど釣り上げるという。外来魚は同市松原町の県立彦根総合運動場駐車場の受け付けに置く回収BOXに入れて駆除に協力してもらう。
参加料は1人100円(えさ代)。希望者には釣りざお(仕掛け付き)を無料で貸し出す。外来魚を釣り上げて持参した先着200人には琵琶湖の水草を堆肥(たいひ)にして育てたサツマイモの焼き芋がプレゼントされる。
会場には、琵琶湖の外来魚を解剖して食害の実情を説明したパネルや回収した外来魚を魚粉にして肥料化する工程図などを展示して、県の担当者が外来魚駆除への理解や協力を呼び掛ける。
県琵琶湖政策課の担当者は「回収した外来魚は魚粉に加工して野菜作りの堆肥に活用します。多くの人に参加してほしい」と呼び掛けている。申し込み不要。問い合わせは同課(077・528・3485)。【松井圀夫】1月22日朝刊