今年7、8の両月に県内で発生した水難事故の死者数は10人で、昨年同期の2人を大きく上回ったうえ、平成15年以降の10年間で最多だったことが、県警のまとめでわかった。県警地域課は「非常事態」と危機感を強めており、秋から冬場にかけても水辺のパトロールを継続している。また、水泳場に対しては来夏の水泳シーズンに向けた指導を強化する方針。
同課によると、両月の水難事故の発生件数は昨年同期の3件を大きく上回る10件。うち死亡事故は、7月22日に長浜市南浜町の琵琶湖で遊泳中だった男性3人が死亡した事故など8件だった。
事故の内訳は、水泳中6件▽魚釣り中2件▽訓練中1件▽転落1件−となった。発生場所別では、琵琶湖6件▽河川3件▽プール1件−で、琵琶湖の6件のうち4件は、県公安委員会に正式に届け出のない水泳場で発生した。
水泳場のほとんどは7、8月のみの営業で、9月以降の琵琶湖での事故件数は毎年減少する。しかし、秋から冬場にかけても、琵琶湖沖や川の危険な場所で遊んでいる人はいるとして、県警は水上警察隊などのパトロールを継続している。水泳場についても、営業再開前の来年5月ごろから、監視の強化や救命活動などについて指導する。
同課の担当者は「水泳場以外の場所は、水温や水流の変化が激しいなど危険性が高いので、水泳場やプール以外の遊泳は避けてほしい。釣りやボート遊びをする場合はライフジャケット着用の徹底を」と注意を呼びかけている。
Posted by jun at 2012年11月16日 15:31 in その他のニュース, 内水面行政関連