2012年09月04日

<毒グモ>福岡で女性かまれる 期限切れ血清投与で快方に

 福岡市は3日、同市東区香椎照葉3の介護老人福祉施設で、女性入所者(86)が特定外来生物の毒グモ「セアカゴケグモ」に右足指をかまれ、搬送先の病院で使用期限切れの血清が投与されたと発表した。

 市によると、女性は3日午前中にかまれ、同市西区の病院に搬送された。女性は一時、呼吸障害などに陥ったが、血清投与後は快方に向かっている。女性が入所している施設周辺ではその後セアカゴケグモ約30匹が見つかり、施設が駆除した。

 血清は市立こども病院・感染症センター(同市中央区)が10年10月に購入したが、8月10日に使用期限が切れていた。センターは8月23日に気付き、輸入手続きをしたが、納品はまだだった。

 搬送先の医師は期限切れでも一定の効果があると判断して投与したという。

 市保健福祉局は「血清管理が甘く申し訳ない」と陳謝した。センターは、新たな血清納入まで時間がかかるため、他府県に提供を呼びかけている。

 セアカゴケグモにかまれると、痛みや発汗、吐き気などの症状が表れ、子供や高齢者は重篤化の恐れもある。かまれる被害は全国で毎年10例ほどあるが、福岡県内では初めて。【木下武】

+Yahoo!ニュース-社会-毎日新聞

Posted by jun at 2012年09月04日 17:38 in 外来生物問題

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