2012年05月29日

魚類調査:賢明女子学院中高生ら、姫路城内濠で仕掛け回収 捕獲は「外来魚」のみ、「在来魚」見つからず/兵庫

 世界遺産・姫路城の内濠(うちぼり)で26日、賢明女子学院(姫路市)の中高生らが魚類調査をした。濠に沈めておいた「仕掛け」を回収したが、入っていたのは「外来魚」のブルーギルだけで、フナなどの「在来魚」は見つからなかった。【勝野俊一郎】

 調査は、高校の生物教師らでつくる県高校教育研究会生物部会西播磨支部が08年から行っている姫路城自然調査の一環。これまでに姫路城の植物や昆虫の調査をしており、今回初めて内濠の魚を対象とした。
 今回の調査は「標識再捕法」。一定数の魚を捕獲した後に印をつけていったん戻し、時間をおいて再び捕獲して、どれだけ印がついているかを見ながら全体の数を推定する。
 この日は同支部の教員らのほか、姫路城自然調査で「濠の生き物」を担当する同学院自然科学部の中1〜高2の生徒10人も参加。餌を入れて前日に濠に沈めていた仕掛け「セルビン」12個を引き揚げ、中に入っていた計8匹のブルーギルの体長などを調べた。更に目印にするため尾びれ近くに青い染色液を注射して、濠に再び返した。
 参加した同学院の高校2年、辻井桜子さん(16)は「以前調査した『外濠』と比べると、種類も数も少なくて残念。こちらの方が警戒心が強いのかもしれない」。同支部長で、県立相生産業高校定時制課程の山下明良教頭は「濠を目視した限りでは、コイやソウギョ、ブルーギルなどがかなり目立つ。在来魚は相当少なくなっているのではないか」と話していた。〔播磨・姫路版〕5月27日朝刊

+Yahoo!ニュース-兵庫-毎日新聞

Posted by jun at 2012年05月29日 11:24 in 外来生物問題, 魚&水棲生物

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