本島中南部固有のどんぐりであるアマミアラカシを植樹することで、沖縄本来の自然環境の姿を考えてもらおうと「末吉公園どんぐり作戦2012」が3月24日、那覇市の末吉公園で開かれた。
同市立森の家みんみんを運営する沖縄自然環境ファンクラブが毎年開き、ことしで3回目。親子連れや若者が参加し、みんみんのスタッフらが育てたアマミアラカシやシークヮーサーの若木を植えた。
みんみんの藤井晴彦理学博士によると、昔は中南部でよく見られたアマミアラカシは、戦後の宅地や道路開発、外来種の植樹などにより、姿を消しつつあるという。藤井さんは「本来の自然に着目し、身近な森の環境を見直してほしい」と話している。
参加した新城亜佐子さん(38)、佑典(ゆうすけ)君(6)親子は力を合わせてスコップで穴を掘り、植樹した。亜佐子さんは「自然といえばヤンバルのイメージがあり、中南部にも固有種があるというのは意外だった」と語った。