霞ケ浦北浦と県北の河川のイワナなど4魚種が、県による放射性物質検査で食品の新基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超した。県は関係各漁協に1日からの出荷・販売と釣りの自粛を要請。県内の渓流釣りは通常4月1日解禁だが、一部で解禁が延期され、東京電力福島第1原発事故による環境汚染が渓流釣りに影を落としている。
県は30日夜、3月2〜18日の検査で水沼ダム上流域の花園川のイワナから1キロ当たり330ベクレル、ヤマメから最大で同200ベクレルを検出したと発表。他に基準値を超えたのは、霞ケ浦のゲンゴロウブナ同101ベクレル、ウナギ同104ベクレル。県は、▽水沼ダム上流域の花園川のイワナとヤマメ▽桜川、小野川、新利根川、常陸利根川のゲンゴロウブナの出荷・販売と釣りの自粛を要請。霞ケ浦北浦と、北浦の流入河川のゲンゴロウブナとウナギの出荷・販売の自粛を要請した。
これを受け、県内水面漁協連合会は花園川を含む大北川水系の解禁を延期すると発表。十王川水系(検出限界値以下〜82ベクレル)と久慈川水系(八溝川・里川水系20〜54ベクレル)は基準値未満のため1日解禁する。那珂川水系は検査中としている。【杣谷健太】=一部地域既報 4月1日朝刊