2012年03月13日

カワラハンミョウなど追加 指定希少野生動植物に3種 島根県

 島根県は、動植物の保護を目的とした指定希少野生動植物に、コイ科の魚「ミナミアカヒレタビラ」、ハンミョウ科の昆虫「カワラハンミョウ」、キンポウゲ科の水草「ヒメバイカモ」を追加指定した。捕獲や採取などが禁止され、違反者に最高で1年以下の懲役または50万円以下の罰金が科せられる。

 県自然環境課によると、ミナミアカヒレタビラは、体長最大7センチの小型の淡水魚で、県内では宍道湖に流入する河川と大田市の大原川にのみ生息。ブラックバスなど外来種による捕食で絶滅の危機にある。

 カワラハンミョウは、羽根の白と銅緑色の模様が特徴で体長約15ミリ。浜田、益田両市の海岸などに生息するが、近年は工事による砂浜の減少などで生息数が減っている。

 ヒメバイカモは、北海道や本州に分布するバイカモより花が小さく、直径1センチ以下。河川改修や水質の悪化で少なくなっている。

 3種とも県レッドデータブックの絶滅危惧(ぐ)I類。県自然環境保全条例と県立自然公園条例の指定範囲外で、これまでは捕獲や採取に規制がなかった。ミナミアカヒレタビラは大田市が条例で捕獲を禁止しているが、罰則はない。

 指定は平成22年3月に制定された「島根県希少野生動植物の保護に関する条例」に基づき、県自然環境保全審議会などで決定。同年12月には昆虫のダイコクコガネと、植物のオニバスが指定されており、これで5種となった。

+Yahoo!ニュース-島根-産経新聞

Posted by jun at 2012年03月13日 19:13 in 外来生物問題, 自然環境関連

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