富山市の中心部を流れるいたち川で3日、小学生約100人がサケの稚魚約3000匹を放流した。自然環境やサケの生態を学んでもらおうと、地元の双泉公民館(西村昭館長)が企画した。青空の下、子どもたちは笑顔で野外活動を楽しんだ。
放流した稚魚は体長約3センチで、富山漁業協同組合(富山市)が提供。放流には市立堀川・富山中央の2小学校の児童約100人が参加した。持参したバケツや洗面器に稚魚をすくい入れた子どもたちは「かわいい」と歓声を上げた。「3〜4年後にまた戻って来てね」との願いを込めて川に放していた。
7回目の取り組みで、成長して戻ってきたサケの魚影が確認されているという。企画した同公民館の代表世話人、河原信昭さん(68)は「子どもたちは生き生きとした表情だった。川がきれいだとサケが戻ってくることを知ってもらいたい」と話した。【大森治幸】3月4日朝刊