自然環境を守るため、トヨタは全国の水を守る50のプログラムを実施すると26日、発表した。同日記者発表された新型ハイブリッド車「AQUA(アクア)」の発売に合わせ、始める。社会と企業、個人が一緒に汗を流す参加型プログラムとして広げていきたい考えだ。
車名にちなみ「AQUA SOCIAL FES !〜みんなとだからできること〜」と名づけられたプログラムは、全47都道府県の50カ所で水をテーマにした社会活動をトヨタと地域の人が一緒に行う。
たとえば、東京都・神奈川県にまたがり流域内人口密度が日本一の鶴見川流域では、植樹や草刈りや外来種除去などを多層的に展開する。静岡県の相良海岸はアカウミガメの産卵で知られるが、ゴミの投棄や車の乗り入れなどで産卵環境は悪化している。このため、アカウミガメが安心して産卵できるように砂浜に竹などを立て垣根を作ったり、産卵シーズンの清掃や産卵見学などを行うことにしている。
プログラムの選定などでアドバイザーを務めた、社会貢献活動を支援しているNPO法人「Think the Earth」の上田壮一理事は「一商品のプロモーションでこれだけの社会活動を展開するキャンペーンは前例がない。エコノミーのプロとエコロジーのプロが手を組むと、こんなことができるのかと驚いている」と話す。
若者の車離れが進むが、トヨタ・マーケティング局の折戸弘一さんは「若い人を中心に社会貢献の意識が広がっている。水を守る活動に共感してもらい、楽しんでもらいながらアクアに興味をもってもらえれば」と期待感を示している。
Posted by jun at 2011年12月29日 20:10 in 外来生物問題, 各種イベント