2011年12月19日

外来ガエル277匹駆除 田辺市のため池で繁殖

 環境保護団体の県自然環境研究会(玉井済夫会長)は、和歌山県田辺市新庄町鳥ノ巣のため池で、繁殖している外来生物アフリカツメガエルの試験駆除を2回行い、計277匹を捕獲した。0歳とみられる個体が半数以上を占めた。2歳以上がいる半面、オタマジャクシも多数確認した。

 ツメガエルの捕獲は、所有者の承諾を得て、県や市の協力で10月29日と12月3日に同じため池で行った。それぞれ240匹、37匹を捕獲し、両生類に詳しい京都大学の松井正文教授が年齢区分を行った。これによると、幼生のオタマジャクシは19匹、0歳とみられる個体は154匹、1歳とみられる個体は98匹。2歳以上とみられる個体が6匹おり、最大は約90グラムあった。

 他の生き物は、クサガメ5匹、ヤゴ5匹、マツモムシ15匹、ミズカマキリ1匹など非常に少なかった。県レッドデータブックの準絶滅危惧種に分類されている植物ミズオオバコは10株ほど確認された。

 玉井会長は「在来種が非常に少なかった。この餌のない中で共食いしている可能性がある」と話した。

 鳥ノ巣のアフリカツメガエルは2007年6月、白浜町の写真家、内山りゅうさんが二つのため池で見つけた。その後、玉井会長らの調査で計七つのため池で繁殖していることが分かった。外来生物法の要注意外来生物リストに入っている。

+Yahoo!ニュース-和歌山-紀伊民報

Posted by jun at 2011年12月19日 18:21 in 外来生物問題

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