県は27日、日向市細島港の飼料会社工場周辺で、毒性がある特定外来生物「ハイイロゴケグモ」が見つかったと発表した。県内では07年に宮崎、細島両港で確認されて以来3例目。
県自然環境課によると、24日夕、「南日本くみあい飼料日向工場」の従業員が、岸壁に面した倉庫周辺の金網柵にクモがいるのを見つけ、日向保健所に通報した。周辺を調べたところ、生きたクモ計6匹と卵5個が見つかった。
侵入ルートは不明だが、港に出入りする外国船の積み荷などにまぎれて上陸することがあるという。
ハイイロゴケグモは熱帯や亜熱帯に生息。雄は体長5ミリ、雌は1センチ程度。茶褐色で背中に斑点があり、脚は細長い。攻撃性はないが、神経毒があり、かまれた場所が腫れて激痛や発熱などの症状が出ることがある。【石田宗久】10月28日朝刊