2011年11月01日

肉食系ブラックバス、ミジンコでしのぐ粗食派も

 アユやフナなどの魚を食べる肉食魚・ブラックバスは、長野県の白樺湖ではミジンコなどのプランクトンという“粗食”で生き延びていることが、信州大の調査でわかった。

 琵琶湖など各地の生態系に深刻な影響を与えているが、餌の魚を失っても適応することを示す結果で、専門家は「生態系の保護には捕獲するしかない」としている。

 北米原産のブラックバスはザリガニやエビ、昆虫なども食べ、白樺湖ではワカサギを主な餌にしていた。

 信州大は2000年から、アオコで水質が悪化した白樺湖で、食物連鎖を応用した水質浄化策として、アオコを餌にするカブトミジンコを放流。ワカサギはミジンコを食べるため、ワカサギを食べるニジマスも放った。ニジマスの産卵に適した場所はなく、最終的に両魚種とも激減した。

 ところが、09年に花里孝幸教授(湖沼生態学)らが調べたところ、湖で採取した魚100匹のうちブラックバスが99匹を占めた。胃の内容物を分析すると、ミジンコなどプランクトンが63%で、昆虫が16%だった。

+Yahoo!ニュース-社会-読売新聞

Posted by jun at 2011年11月01日 18:08 in 外来生物問題

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