和歌山県自然環境研究会(玉井済夫会長)は29日、田辺市新庄町鳥ノ巣の県立自然公園内のため池で、県や市の協力を得ながら外来生物アフリカツメガエルを捕獲した。約240匹を捕獲したが、在来種など他の生物はほとんど見当たらず、関係者を驚かせた。玉井会長は「外来種が在来種を駆逐したようだ。生態系に大きな影響が出ている」と話した。
捕獲作業は、所有者の承諾を得て、試験的に一つの池で行った。26日からポンプを設置して排水作業をした。当日は地元住民も含めた約20人が参加し、泥だらけになりながらカエルと悪戦苦闘した。体長10センチを超える大物からオタマジャクシまで各世代が見つかった。他の生き物は、ミズカマキリやヤゴ、エビなどがわずかに確認されただけだった。
次回の捕獲作業は決まっていないが、玉井会長は「鳥ノ巣の自然環境を取り戻すため、県や市と協力して捕っていかないといけない」と話した。
鳥ノ巣のアフリカツメガエルは2007年6月、白浜町の写真家、内山りゅうさんが二つのため池で見つけた。玉井会長らの調査で計七つのため池で繁殖していることが分かった。外来生物法の要注意外来生物リストに入っている。
Posted by jun at 2011年11月02日 16:59 in 外来生物問題