ため池の水を抜き、池に生息するブラックバスなどの外来魚を子供たちが捕まえる「池干し」イベントが16日、東温市志津川の追入下(おいいれした)池であり、約200人が参加した。
「池干し」は、ため池の水をすべて抜いて掃除をし、池の不具合の有無を確認する伝統的な管理作業。しかし、ため池を管理する農家の高齢化などで、定期的に行えなくなったため池も多い。そこで、農家と非農家が集まって楽しみながら作業をし、ため池の管理方法と池に住む魚類について知ってもらおうと、県中予地方局が同イベントを企画した。
池干しをした池の一角には網で魚が集められ、裸足で池に入った子供たちが泥や魚の感触に興奮した様子。近くに住む中川しのさん(10)は「生きている魚をつかんだのは初めて。通り過ぎるだけだったため池で遊べて楽しかった」と笑顔を見せた。魚は愛媛大農学部の学生が種類を判別し、外来魚は駆除した。
中予地方局(089・909・8766)は23日午前10時にも、松山市水泥町の水泥古池で同様のイベントを行う。【篠崎真理子】10月17日朝刊