東近江市の伊庭内湖周辺の環境保全に取り組む「伊庭の里湖づくり協議会」は31日、同市や県自然環境保全課、水資源機構などと、絶滅危惧種・アサザを脅かす外来植物の駆除作業を行った。
浮葉植物のアサザの葉は卵型か円形。6〜9月に黄色の花(直径3〜4センチ)が咲く。生息地が減少し、県内で確認されるのは伊庭内湖大同川河口の水路だけで、他に絶滅危惧種のガガブタや希少種のノウルシも確認され、貴重な植物の宝庫になっている。
ところが、水路には外来種のキシュウスズメノヒエやエビモ、オオフサモなどが群生。絶滅危惧種や希少種の生息を脅かしている。
この日は同協議会のメンバーら約20人が水路に入り、アサザの回りを埋めくす外来植物や在来種のホソバミズヒキモなどの藻類を約2キロにわたり1本1本引き抜き、除去していた。【斎藤和夫】8月1日朝刊