県環境審議会自然環境部会は、淡水魚のカジカ大卵型とコバネアオイトトンボの2種を県指定希少野生生物に追加指定することを了承した。公告などの後、4月上旬に指定される見通し。
県は04年、絶滅の恐れがあるなどの動植物798種を記載した「県レッドデータブック」をまとめた。翌年には希少野生生物を保護する条例を施行、指定種の捕獲や採取などを原則禁止している。違反した場合は、1年以下の懲役または100万円以下の罰金。これまでに14種が指定されている。
県みどり保全課によると、カジカ大卵型は全長約15センチ。四国4県では県内のみで確認されており、川の上・中流域に生息しているが、河川工事などにより生息地が減少している。
コバネアオイトトンボは、カンガレイなど茎が柔らかい植物が育つため池に生息。腹長は28〜33ミリ。外来種や環境の変化で生息地が減っている。【三上健太郎】1月27日朝刊