■「バーガー」も販売検討
県立琵琶湖博物館(草津市下物町)の「レストランにほのうみ」で、琵琶湖で捕れたブラックバスを使った天丼「バス天丼(てんどん)」(880円)がうけている。数種類のハーブを使って特有の臭みを抜いており、白身魚のような淡泊な味わいで、週末には1日20食以上売り上げる看板商品に。夏限定で販売した同じ魚のハンバーガー「バスバーガー」を冬に提供することも検討しており、“バスレストラン”として人気を集めそうだ。
ブラックバスは北米原産の外来魚で、近年、琵琶湖で急速に拡大。生態系を脅かすとして、県条例が施行され、回収が行われているが、臭みを消せば、ぷりっとした食感を楽しめる。県によると、県内で常時メニューにしている店はほとんどなく、「レストランにほのうみ」は貴重な存在だ。
平井芳章(よしあき)店長(50)は、平成9年春ごろ、滋賀県らしい料理を探す中で、目をつけたブラックバスと、名物として定着しているビワマスのかき揚げを使ったどんぶりを販売。珍しいブラックバスの味わいが受け、「ブラックバスのみの味を楽しみたい」という要望が多く寄せられた。このため、16年春ごろ、思い切ってバスだけを使った「バス天丼」の販売を始めた。
ブラックバスは臭みが強いが、「バス天丼」を料理する際には、身にコショウと数種類のハーブをキッチンペーパーでくるみ、1日冷蔵庫に保存。これで臭みが抜け、天ぷらにして自家製のタレをかけて仕上げる。
初めて食べる人は、臭みに不安を覚える人もいるというが、「意外においしい」という声が大部分。リピーターも多いという。
使用している鮮度のいいバスは仕入れ値も高く、平井店長は「実はタイより高い高級魚です」と笑い、「県内の人もブラックバスはほとんど食べたことがない。ぜひ一度味わってほしい」とPRしている。
Posted by jun at 2010年12月10日 12:44 in ブラックバス問題