京都市内を流れる桂川の生物多様性をテーマにした「桂川講座」が7日、西京区の松尾大社であった。今年から桂川の生物や水質調査を始めた桂徳小の児童たちが活動内容を報告したほか、専門家の講演もあり、川の今後について考えた。
講座は、右京区の淀川管内河川レンジャー中村桂子さんが開いている。桂川流域の河川レンジャーや区内の桂徳小の4年生ら、計約80人が参加した。
桂徳小の活動報告では、児童代表が、川に住む生物や桂川中流域の水質に関する調査、ペットボトルを使って行った水質浄化実験などについて報告した。
このあと、河川レンジャーのメンバーが、カラスウリやヒシなど、桂川沿いに生える植物を紹介しながら、「これからも桂川を歩いて調査を進めて」と激励した。
講演会では、生物多様性ジャパン事務局の川道美枝子さんが解説した。アライグマやヌートリアなど桂川周辺で見られる外来生物のため、これまでの生態系は危険にさらされると指摘。「様々な生き物がいることが自然の豊かさにつながる。生物多様性は、広い視点を持ち、人間の力で守らないといけない」と訴えた。