菰野町田光の農業用ため池「勘四郎ため」で17日、在来種の放流会が行われ、近くの朝上小(山路秀勝校長)の6年生109人が魚や貝を放った。
地元の「田光資源と環境を守る会」が主催した。生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)の関連事業として、同町で開催された「国際子ども環境会議」で、希少種保全や外来魚の駆除などを目的に海外の子供たちと6年生の児童らが協力して「池干し」をした勘四郎ためで行った。
児童たちは「東海タナゴ研究会」の会員から、放流するタナゴをはじめ、カワムツやドブガイの魚や貝などの説明を聞いた後、紙コップに入れた在来種を一斉に放流した。
勘四郎ための池干しは08年1月に続いて2回目で、前回は外来種のブラックバス1160匹を駆除、今回も770匹のブラックバスが捕獲された。
児童たちは「二度とブラックバスが放流されないように心掛けたい」「タナゴが田光で生き続け、大きく成長してほしい」などと話していた。【加藤新市】
〔三重版〕12月18日朝刊