田辺市は、特定外来生物のアライグマを捕獲するおりを100基補充した。貸し出し中の150基では足りなくなったため。
市は2009年度、貸し出し用の捕獲おりでアライグマを200匹捕獲し、10年度も10月末で128匹に上る。
市農業振興課によると、市内の三栖や上芳養、秋津の地域でアライグマによるミカンや柿などの農作物被害が続いているという。
アライグマは市街地にも出没しており、市は農作物被害に加え、生活環境被害でも捕獲おりを設置している。
補充したおりは、幅25センチ、奥行き66センチ、高さ27センチ。おりの中にパンやリンゴなどを入れて誘い込む仕掛けになっている。
市のアライグマ捕獲は有害鳥獣の駆除として01年10月から始め、03年から捕獲おりを無料で貸し出している。この数年、慢性的な不足状態になっていた。
アライグマ被害の相談は市農業振興課(0739・26・9930)へ。