2010年07月30日

現状や保護をテーマに報告 琵琶湖環境研究センター

 滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの研究成果を公開するセミナーが28日、大津市打出浜のコラボしが21であった。10月に名古屋市で開かれる生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)に関連して、研究員が琵琶湖の生物多様性を取り巻く現状や保護をテーマに報告した。

 セミナーは毎年開催しており、今年は市民や行政職員、研究機関の関係者ら約150人が参加した。
 基調講演では、同センター総合解析部門の西野麻知子部門長が琵琶湖の在来魚の減少要因について、外来魚の増加だけでなく、ヨシ帯や内湖が減少したり、瀬田川洗堰の操作で水位の変動パターンが変化したことなどが影響しているとした。
 西野部門長は「魚が産卵したり、生育場所となる内湖などの湿地面積を確保し、湖岸堤で分断されている琵琶湖との移動経路を回復することが課題だ」と指摘した。
 セミナーではほかに、湖岸の地形変化と貴重植物の分布の関係が示されたり、植物プランクトンの種類が減少して琵琶湖が「中栄養」から「貧栄養」の状態に向かっていると考えられることなどが説明された。

Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2010年07月30日 15:29 in 各種イベント, 自然環境関連, 内水面行政関連

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