2010年07月30日

多摩川再生への思い本に、川崎の淡水魚研究家が出版

 川崎市多摩区在住で多摩川の環境調査を長年続けている淡水魚研究家の山崎充哲さん(51)が、汚染が激しかった多摩川が再生するまでの活動や思いをつづった本を出版した。

 本のタイトルは「いのちの川〜魚が消えた『多摩川』の復活に賭けた男〜」(幻冬舎刊)。全国各地で公害が問題化した昭和40年代に、多摩川でもヘドロや洗剤の泡でいっぱいになり、「死の川」ともいわれた状況から、自ら取り組んできた自然保護活動を通じて多摩川が再生するまでの経緯を記している。

 多摩川で発見した外来種を回収する「おさかなポスト」の設置や、移動水族館・自然教室の開催、行政への働き掛けなど、自身の活動をエピソードを交えて紹介。

 著書の中では「再生するまでに30年以上かかったが、環境が破壊されるのはあっという間」と強調し、環境保全の重要性を訴えている。山崎さんは「電車の中から多摩川を眺めている人たちに、こんな歴史があったということを知ってもらうとともに、日本中の川を生き返らせようと考える仲間が増えてほしい」と話している。

 四六判、204ページ。価格は1365円。全国の書店で販売している。問い合わせは幻冬舎電話03(5411)6222。

Yahoo!ニュース-神奈川-カナロコ

Posted by jun at 2010年07月30日 15:32 in インフォメーション, 外来生物問題, 自然環境関連

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