野生生物などの映像に触れ、環境保護への意識を高める催し「生物多様性について−−人と自然の共生を考える」が25日、富山市新富町のCiCビルで開かれた。
NPO法人「地球映像ネットワーク」が隔年で催している「世界自然・野生生物映像祭」が来年、20周年を迎えるのを記念して企画。野生のシャチやイチジクなど貴重な動植物を取り上げた映像を上映した。
会場では富山大の横畑泰志准教授が生物多様性を保つことの重要性について講演した=写真。横畑准教授は、沖縄県の魚釣島で、放牧されたヤギが多くの植物を食べ尽くし、海底の生態系にも影響を与えている現状を紹介。「魚釣島にしかいない生物が絶滅している可能性がある。生物多様性を守るためには、人間が持ち込んだ外来種を取り除くことが必要だ」と述べた。【岩嶋悟】7月27日朝刊