嘉田由紀子知事は18日の会見で、温暖化による琵琶湖の貧酸素化で琵琶湖底に重金属が蓄積している問題について「県としても十分な広報ができていない。温暖化による琵琶湖の危機を県民に知らせる仕組みが必要だ」と述べ、琵琶湖博物館などで啓発に努める意向を示した。
県などによると、07年冬に水深約90メートルの琵琶湖底で大量死したイサザなどから、無機ヒ素を含む有毒の重金属が高濃度で検出された。最深部では近年、暖冬の影響で琵琶湖の循環が滞り、酸素不足で湖底の重金属が溶け出すことが分かっている。嘉田知事はイサザの死因調査を続けると述べたうえで、重金属の問題について「以前から気にしていた問題。県民に広く伝え、国際的な調査も提案していきたい」と語った。【安部拓輝】5月19日朝刊
Posted by jun at 2010年05月20日 15:49 in 魚&水棲生物, 自然環境関連, 内水面行政関連