琵琶湖のアユを食い荒らしたり樹木を枯らすカワウの駆除を進める県は18日、近江八幡市の伊崎半島で銃器駆除の様子を報道陣に公開した。
県から委託を受けた県猟友会のメンバー12人が午前6時ごろから国有林に入り、繁殖期で一本の木に5、6個の巣をつくっている親鳥を散弾銃で狙い撃ち。轟(ごう)音に驚き、飛び立つカワウも次々と撃ち落とした。
巣の下はフンで真っ白になり、枯れ木が目立つ。メンバーの1人は「2時間余りで40羽を射止めたが、全体からみればものの数ではない」と話した。
県水産課によると、カワウの生息数は04年から4万〜3万5000羽で推移し、食害による被害は年間17億円に上るという。04年から始めた銃器駆除を一昨年に中断したところ、7万5000羽に増えたため、昨年から再開した。県は今年、伊崎半島と長浜市の竹生島で2万羽を駆除する方針。【斎藤和夫】5月19日朝刊