2010年04月13日

渡良瀬遊水地の生態系を守れ 地表削り湿地再生へ 群馬

 国土交通省関東地方整備局は、群馬など4県にまたがる日本最大級の遊水地、渡良瀬遊水地の湿地保全に向けた再生基本計画を発表した。乾燥した地表を削り湿地を増やし、多様な生態系の保存に向けた環境改善を目指す。

 同遊水地は渡良瀬川の水位の低下などにより、明治時代には約7平方キロメートルあった湖沼面積が平成6年には約2平方キロメートルまで減少。乾燥化した地表に外来種の植物が広がり、絶滅危惧(きぐ)種を含む生息種の減少が指摘されていた。

 計画は、地盤を削り地下水を侵出させることで以前の植生を再生させようというもので、同整備局では1月から試験的な掘削を開始。平成23年度までに水位や生態系の変化を測定し、その後、本掘削に移行する方針という。

 同整備局では「外来種の増加が加速度的に進んでおり、今を逃せば再生は不可能という指摘もある。迅速な対応で、生物の多様性を維持していきたい」としている。

+Yahoo!ニュース-群馬-産経新聞

Posted by jun at 2010年04月13日 14:42 in 外来生物問題, 自然環境関連, 内水面行政関連

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