2010年03月25日

独自採取へ高性能魚群探知機装備 県漁業調査船 「琵琶湖丸」新造へ

 滋賀県は漁業調査船「琵琶湖丸」の新造に乗り出す。魚類を採取するための機能や高性能な魚群探知機を新たに装備し、地球温暖化の影響や水産資源の調査に取り組む。

■10代目 温暖化や資源データ収集
 県水産試験場(彦根市)に配備されている琵琶湖丸は、現在の船(19トン)が9代目。1992年3月に就航し、故障が相次ぐなど老朽化が進んでいる。県は本年度2月補正予算に建造費2億1900万円を盛り込み、新年度中の完成を目指す。
 魚類の採取はこれまで、漁船をやとって実施してきたが、漁業者の都合などに左右されることが多かった。魚類の減少や生息場所の変化に対応するため、琵琶湖丸自体で採取を行い、詳細なデータを集める。計画では、沖びき網や刺網(さしあみ)で琵琶湖固有種のニゴロブナ、ホンモロコ、イサザなどを採取する。魚の種類や量が分かる魚群探知機も使い、生息分布などを調査する。
 県水産課は「温暖化が琵琶湖の生態系にもたらす変化や水産資源の現状をより詳しく調べ、放流事業や漁場環境の改善に役立てていきたい」としている。

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2010年03月25日 16:38 in 内水面行政関連

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