2010年03月18日

和歌山河川国道事務所:貴重植物の事前確認怠る 京奈和道工事で/和歌山

 和歌山河川国道事務所は17日、京奈和自動車道の紀の川市内の工事で、貴重な植物「カワヂシャ」の生育の有無について、事前確認を怠ったと発表した。同事務所は「98年の環境影響評価の現地調査で確認されていたが、工事開始前に忘れていた」と説明した。

 同事務所によると、昨年3月に着工した紀北西道路紀の川市登尾地区。2月中旬、過去の資料を精査していて分かった。同事務所として、99年9月施行の環境アセス法が適応される初めての工事だったという。対策として、花が咲く5、6月に周辺を調べ、専門家の意見を踏まえ適地に種をまくなど対策をとる。再発防止策として、検討委員会を定期的に開いて環境保全について確認し、関係者に周知のうえ工事を実施するという。
 カワヂシャは環境省の植物版レッドリストで準絶滅危惧(きぐ)種。県立自然博物館によると、水辺の湿った環境で、西日本に分布する。水路がコンクリートで固められるなど環境変化や、特定外来生物の近似種との交雑で、生育環境が脅かされているという。【最上聡】3月18日朝刊

+Yahoo!ニュース-和歌山-毎日新聞

Posted by jun at 2010年03月18日 15:47 in 外来生物問題, 自然環境関連

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