2010年01月20日

琵琶湖魚の漁獲量が増加 08年集計 県、漁場環境改善目指す

 琵琶湖固有種のニゴロブナ、ビワマス、ホンモロコの2008年漁獲量が、いずれも前年を上回ったことが滋賀農政事務所の集計で明らかになった。滋賀県は漁場環境の改善や湖魚料理の普及を進め、一層の資源回復を目指すとしている。

 ふなずしの原料となるニゴロブナの漁獲量は39トンで、前年より12トン増加。ビワマスは6トン増の33トン、ホンモロコは3トン増の10トンだった。
 ニゴロブナの漁獲量は1997年に統計上最少の18トンまで落ち込んだ。ビワマスは05年が13トン、ホンモロコは04年が5トンで、08年には3魚種とも2倍以上に増えている。また、セタシジミも08年は66トンと、過去最低だった前年(52トン)を上回った。
 ただ、80年代には、ニゴロブナは約200トン、ホンモロコは約300トンがそれぞれ漁獲されており、本格的な資源回復にはほど遠い状態だ。
 県は現在、06年に策定した「しがの農業・水産業新戦略プラン」に基づき、稚魚放流やヨシ帯の造成、外来魚駆除などに取り組んでいる。本年度はさらに、ビワマスやホンモロコなど琵琶湖産魚貝7種類の料理方法を県のホームページでPRしている。
 県水産課は「漁場環境の改善に加え、湖魚食の復活を通じて琵琶湖保全への関心を高め、さらなる漁獲量アップにつなげたい」としている。

+Yahoo!ニュース-滋賀-京都新聞

Posted by jun at 2010年01月20日 13:04 in 外来生物問題, 自然環境関連, 内水面行政関連

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