東稜高(京都市伏見区)の生徒が3日、京都市北区の深泥池で、生態系の現状を学ぶ実習に取り組んだ。国の天然記念物に指定される豊かな自然に歓声が上がる一方、外来生物の脅威も目の当たりにした。
同高は5年前から、行政の許可を受けて深泥池で環境学習を続けている。生徒が捕獲した水生昆虫や小魚は標本となり、環境保全のための研究資料として活用されている。
実習には1年生の希望者34人が参加した。ひざほどの深さまで池に入ってメダカに似た小魚カダヤシやヤゴを採取。講師の竹門康弘・京都大防災研究所准教授や教諭から、種類や生態系での位置付けについて説明を受けた。また、繁殖を続ける北米産の水草ナガバオモダカを泥まみれになりながら次々と引き抜いた。
松尾紗希さん(15)は「捕まえた魚は外来魚が多く、もといた魚は食べられたのかも」と話していた。