◆みんなで協力、琵琶湖の環境改善や保護
◇ビニール袋、ペットボトルなど湖底ごみを回収
琵琶湖の環境改善などの研究を支援しているNPO法人「びわ湖トラスト」(山田能裕理事長)は26日、守山市の湖岸や沖合で、湖底ごみの実情調査を初めて実施した。湖底から引き揚げて地域別の特徴などを調べ、今後の活動に生かす。回収されたごみは、肥料などを入れるビニール袋やペットボトルなど約300キロにもなった。
調査には同市や守山漁協が協力し、トラストメンバーやボランティアら計約60人が参加した。ダイバーら6人が湖底のごみを引き揚げ、ボランティアらは岸に打ち上げられたごみを回収して回った。内訳は▽ビニール系が約75キロ▽ペットボトル24キロ▽空き缶9キロ−−など。ビニール系では、農業用のビニール袋が目立って多く、湖底の砂の間に何層にも詰まっていたという。
びわ湖トラストは、この日の結果を分析するとともに、他地域の調査も検討する。山内陽子事務局長は「ごみの特性は、地域ごとに違うと思う。今後も行政などに協力を求めて実施したい」と話していた。【南文枝】9月28日朝刊