農林水産省滋賀農政事務所はこのほど、2008年の漁業センサスを発表した。琵琶湖漁業の経営体数は5年前の前回調査より18%減り、従事者や漁船も数を減らした。琵琶湖漁業の衰退に歯止めがかからない一方で、休耕田などを利用したホンモロコ養殖は増加傾向を示した。
同事務所は「経営体や従事者の減少は高齢化が原因とみられる。漁獲量が前回調査時の約2400トンから600トン余り減っているのも要因だろう」と話している。
まとめでは、琵琶湖漁業の経営体数は592(前回723)、漁業従事者は1170人(同1470人)だった。余呉湖も含めた湖沼漁業全体の漁船の数は998(同1141)。水産加工場の数は111(同123)となった。経営体のうち9割以上は後継者がいないと答えた。
一方、養殖漁業でホンモロコ養殖の経営体が草津市を中心に21(前回2)と大幅に増加した。