2009年09月07日

メダカの生息危機 外来種のグッピー侵入

 【北部】絶滅危惧(きぐ)種として環境省のレッドデータブックにも記載されているメダカ。その数少ない生息地となっている本島北部で、外来種のグッピーが侵入し、絶滅の危機にさらされている。自然活動グループの「ブナガヤ・へリテージクラブ」が、8月に大宜味村内の河川で調査を行ったところ、メダカと同数程度のグッピーを確認。代表理事の玉城錦栄さんは「グッピーがどうやって入り込んだか分からない。メダカの保護をみんなで考えなければ」と話した。

 クラブは、これまでに県内のメダカの生息状況をくまなく調査。その中でも、大宜味村内の河川は、昔ながらの自然が残され、メダカやトウギョが生息する貴重な場所となっていた。
 しかし、昨年1月に現地を調査したところ、それまでいなかったグッピーを初めて確認した。グッピーの侵入によってメダカが駆逐されていくことから、玉城さんらは「なぜ、どこから持ち込まれたのか」と大きな衝撃を受けた。その後のメダカの生息状況が懸念されたが、8月の調査では、グッピーの数も増えていたものの、多くのメダカも確認。
 玉城さんは「どうにか絶滅を免れた」と安堵(あんど)しながらも、「今後も注意深く観察しなければならない」と危機感を強めている。
 同所は、6年前に河川改修工事が行われた際に、同クラブのメンバーらによってメダカの救出作戦も行われた場所。玉城さんは「県内でもメダカが自然に生息できる貴重な場所。その保護に多くの県民がもっと関心を持ってほしい」と訴えた。

+Yahoo!ニュース-沖縄-琉球新報

Posted by jun at 2009年09月07日 09:00 in 外来生物問題

mark-aa.jpg