北アルプス乗鞍岳から外来植物のセイヨウタンポポ(キク科)を一掃する駆除作戦が5日、乗鞍スカイライン終点の乗鞍鶴ケ池駐車場(標高2702メートル)付近で行われた。岐阜県高山市を中心に活躍している「乗鞍美化の会」(菅野耕治会長)が、乗鞍の貴重な生態系への理解を深めてもらい、ともに保護しようと、市民に呼び掛けた。
駆除作戦には高山市一之宮町や丹生川町などの中高年の男女6人がボランティアとして参加。乗鞍美化の会のメンバーや県、高山市の職員らと一緒に3グループに分かれ、草抜きの道具とビニール袋を手に約5時間にわたって除去した。
セイヨウタンポポはもともと乗鞍岳に生育していなかったが、人の衣服や靴、自動車などに種子が付着して持ち込まれたと考えられている。乗鞍美化の会は環境省や飛騨森林管理署の指導で04年から年3〜4回、植生調査と除去作業を行っており、04年度の調査では1500株が確認されている。【奈良正臣】
Posted by jun at 2009年08月08日 13:41 in 外来生物問題