鹿児島県・奄美大島におけるジャワマングース根絶に取り組む環境省の2009年度第1回検討会が27日、奄美市内であった。マングース駆除は順調に推移しているが、島南部への生息域拡大や希少動物が誤って捕獲される「混獲」への対策が浮き彫りになった。
マングース防除事業は、05年度の外来生物法施行で本格化。検討会の中で「根絶10年計画が折り返しの年を迎えた。駆除は順調な一方、壁も見えてきた。世界初の外来種駆除だけに試行錯誤はある」と指摘。
09年度事業説明で、6月までのマングース捕獲148匹に対し、他の動物の「混獲」は3187匹。この中には国の天然記念物アマミトゲネズミが133匹含まれた。混獲は「希少種の生息数が回復した結果であり、やむを得ない面もある」とする意見が出された。
過去のマングース捕獲データを解析した結果、推定生息数は06年4月の5000匹台から、09年1月には1750匹まで減少したとみられるという。=2009/07/28付 西日本新聞朝刊=
Posted by jun at 2009年07月28日 12:59 in 外来生物問題