2009年06月03日

琵琶湖固有のドジョウ 富田川で初確認

 和歌山県白浜町内ノ川の富田川本流で、琵琶湖固有種である「スジシマドジョウ大型種」が県内で初めて確認された。捕獲したのは同町の写真家内山りゅうさん(46)。全長約8.5センチの雌の成魚。県立自然博物館によると、放流用の湖産稚アユに交じってきた可能性が非常に高いという。

 内山さんは今月、生態調査をしていてこのドジョウを見つけ捕獲した。スジシマドジョウ類は学術的に分類されておらず、学名が付いていない。そのため、大型種や小型種などと呼んで区別している。大型種は生息地の琵琶湖でも外来種による食圧や護岸工事の影響などで激減しており、環境省の絶滅危惧(きぐ)2類に分類されている。
 湖産稚アユについて県資源管理課は、繁殖に寄与せず、冷水病まん延の原因になる可能性があるため、放流しないよう各漁協に依頼している。県内の河川ではこれまでの湖産稚アユの放流でハスやニゴイ、モロコ類、トウヨシノボリなどが移入して定着しているという。
 県立自然博物館は「きれいなドジョウを見掛けた場合、連絡してほしい」と呼び掛けている。

+Yahoo!ニュース-和歌山-紀伊民報

Posted by jun at 2009年06月03日 10:17 in 自然環境関連

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