◇小学生ら参加
ラムサール条約湿地に昨年10月に登録された大崎市古川の化女沼周辺の自然環境を地元の子供たちに知ってもらおうと、化女沼NPO準備委員会など三つの環境保護団体は30日、同沼下流の水田地帯で、登録後初の生き物調査を行った。
小学生親子ら33人が参加し、降雨で流れの速い農業用水路で網を使って魚取りをした。メダカ約50匹、シマドジョウ、ドブガイなどの希少魚をはじめ18種の魚介類が見つかった。外来食害魚のブラックバスは見当たらず、植物はマコモ、ショウブなど34種が生育していた。
調査を指導した同NPO準備委員の1人で「野生植物研究所」の高橋和吉所長(65)は「基本的に生き物にとって好ましい環境が残っていると確認できた。化女沼の水を利用する関連地域として沼本体とともに環境保全に取り組んでいきたい」と話した。同沼上流部や沼本体の調査は今夏から来年にかけて行う予定。
今年中のNPO法人化を目指す同準備委は今月13日、法人名を「エコパル化女沼」と決定している。【小原博人】5月31日朝刊