広島、山口両県で生息範囲を拡大している特定外来生物・アルゼンチンアリの駆除対策などを話し合う「広域行政協議会」の09年度第1回総会が20日、岩国市三笠町の県岩国総合庁舎であった。
協議会は両県と岩国、柳井、宇部の3市と、広島県廿日市、大竹の2市で構成。環境省の支援を受け、地域ぐるみで始めた防除実験を08年度に続いて実施する事業計画を承認。国に対して(1)効果的で環境負荷が少なく簡便な防除技術の開発・普及(2)国の責任で早期に徹底した駆除の実施−−など4項目を要望することを決めた。
09年度春期の防除実験は県内では岩国市と柳井市で実施。岩国市では5月27日〜6月3日、08年に実施した新黒磯地区を含めた周辺地区22ヘクタールで、薬剤を設置し駆除を試みる。柳井市では6月2日〜5日、中馬皿、下馬皿自治会の一部を対象に12ヘクタールで実施する。【大山典男】〔山口東版〕 5月21日朝刊