国の天然記念物・アユモドキの保護や増殖策を検討する「亀岡市保津地域アユモドキ保全協議会」の設立総会が23日、亀岡市役所であった。市民に参加を呼び掛けて外来魚駆除大会を催すなど、国の財政支援を受けて野生生物と共存できる環境づくりを進めることを決めた。
希少種保護活動などに事業費の一部を支援している環境省は4月、同市のアユモドキ生息環境保全事業を本年度の支援対象に選んだ。協議会は、府や市、農漁業団体、住民グループなど13団体と有識者3人で構成。支援金を活用してアユモドキを含む地域固有の動植物がすみやすい自然環境整備を目指す。
設立総会では、会長に保津町の古谷弘志自治会長を選んだ後、密漁パトロールの強化や外来魚駆除大会の開催、アユモドキの生息地・岡山市の保護団体との情報交換などを盛り込んだ本年度の事業計画などを承認した。
駆除大会は、生息域の上流にあるため池などで市民に外来魚を釣り上げてもらう予定で、7−8月に2回の開催を計画している。