米軍岩国基地(岩国市)報道部は22日、これまで基地内で繁殖が確認されていた特定外来種の毒グモ以外に、新たに1種類の毒グモを発見したと県と岩国市に報告した。
見つかったのは沖縄県八重山諸島の在来種とされるヤエヤマゴケグモとみられる。4月2日、毒グモの駆除中に基地内の貨物集積所でメスの成体1匹を発見した。環境省によると、このクモはアカオビゴケグモやアカボシゴケグモとも呼ばれ、毒を持つ。県と岩国市は基地側に他の毒グモを含めて早期に完全駆除するよう要請した。
基地内ではこれまで、3種類のゴケグモ類(クロゴケグモ、ハイイロゴケグモ、セアカゴケグモ)の生息が確認されている。97年にクロゴケグモが発見され、00年になって基地側が初めて生息を市などに報告。基地側は00年から4月12日までに毒グモ2万2438匹を駆除したとしている。【大山典男】
〔山口東版〕 4月23日朝刊