2009年04月01日

アライグマ 捕獲相次ぐ 西京区の大原野神社

 京都市西京区の大原野神社で、外来種のアライグマの捕獲が相次いでいる。この4年間で市内全域の5分の一にあたる36頭に上り、「どうして、うちばかり」と神社関係者を悩ませている。

 アライグマは北米原産。1970年代にペットとして輸入されたが、捨てられるなどして野生化し、全国各地で生態系を乱したり、農作物を荒らすなどの被害が出ている。
 大原野神社は2005年度に捕獲を始め、1年目は10頭、以後14頭、4頭と捕まえ、本年度も既に8頭(2月末現在)を数える。市内のほぼ同期間の捕獲は約180頭で、同神社は突出している。
 境内では、中門の柱につめ跡が付けられたり、参集殿の天井が屋根裏に入り込んだアライグマのふんや尿で汚されている。現在はおりを3基設置し、被害は減っているという。
 禰宜(ねぎ)の齋藤昌通さん(43)は「ずいぶん前から天井裏で『ドスン、ドスン』と音がしたが、イタチと思っていた。どうしてこんなに集まるのか」と首をひねっている。
 アライグマを調査する関西野生生物研究所(東山区)の川道美枝子代表は「近くに餌場となる池や森などがあり、居心地がよいのではないか」とみる。捕獲数は全市的には減少傾向だが、「繁殖力が強く、油断するとすぐに元の数に戻る。捕獲を続けなければならない」と話している。

+Yahoo!ニュース-京都-京都新聞

Posted by jun at 2009年04月01日 12:40 in 外来生物問題

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