2009年03月17日

砂防ダム:イトウの繁殖阻害 詳細なデータを収集へ−−第2回風蓮川対策委/北海道

 ◇札幌で
 陸上自衛隊矢臼別演習場(根室管内別海町など3町)内を流れる風蓮川の砂防ダムが絶滅危惧(きぐ)種のイトウの繁殖に影響を与えるとされる問題で、自然保護の観点から対策を検討する「第2回風蓮川水系土砂流出対策等検討委員会」(道防衛局、別海町主催)が12日、札幌市の道防衛局で開かれた。会議では、生息数の減少が深刻化している支流にあるダム2基について対策を講じるため、イトウの生態についての詳細なデータを集めることが決まった。

 昨年7月の第1回会議では、風蓮川でのイトウの産卵場所は現在30〜40カ所確認されているものの、ダム建設が始まった82年と比べ半数以上減少したとみられることが報告された。この日の会議では、第1回会議以降、調査してきた河川への土砂流出量や生息する魚類の状況などを報告。その上で、6〜7月をめどに産卵場所や稚魚を含めた生息数の正確な調査を実施することが決まった。
 出席した道立水産ふ化場の川村洋司委員は「対策を取らずに放置すれば風蓮川のイトウが絶滅する。すべてのダムで魚道を確保するなど早急な対策が必要だ」と訴えている。【佐藤心哉】3月13日朝刊

+Yahoo!ニュース-北海道-毎日新聞

Posted by jun at 2009年03月17日 11:50 in 魚&水棲生物, 自然環境関連, 内水面行政関連

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