2009年02月02日

ラムサールフェスタ:「化女沼の植物復活を」 野生植物研究所・高橋さん講演/宮城

 大崎市古川の化女沼のラムサール条約湿地登録などを記念する「ラムサール・フェスティバル2009」最終日の31日、化女沼の生物について、地元で「野生植物研究所」を主宰する高橋和吉さん(64)が講演した。15年前、県による同沼のダム化で多くの植物が絶滅したことを明かし、復活への取り組みが欠かせないと指摘した。

 高橋さんは元小学校長で教育者であると同時に植物観察・調査の専門家。講演では、同沼及び周辺に自生していた希少植物45種のうち20種が工事後、絶滅したとみられると説明。県の野生生物レッドデータブックで絶滅危惧(きぐ)1、2類に分類される「デンジソウ」「ミミカキグサ」「マツムシソウ」などが消えたという。
 また、魚類相の貧弱化にも言及。密放流によるとみられる外来食害魚のブルーギルとブラックバスが繁殖し、他には大型のコイやライギョがいる程度と話した。高橋さんは、同沼はダム化による水位上昇でねぐらの安全性が高まり渡り鳥が増えたが、生態系全体の様相は劣化したと指摘し「昔の豊かな植生と魚種の復活をみんなの力で」と訴えた。【小原博人】2月1日朝刊

+Yahoo!ニュース-宮城-毎日新聞

Posted by jun at 2009年02月02日 13:07 in 外来生物問題, 各種イベント, 自然環境関連

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