2009年01月15日

ウォーターボール:ぷかぷか浮かんで湖見よう 水上で体験学習−−大津/滋賀

 ◇3月中旬から、オーパル・オプテックス
 水が怖くても、ぷかぷか浮かびながら湖を見よう――。琵琶湖での環境学習体験施設「オーパル・オプテックス」(大津市雄琴5)は3月中旬、人間が入れる巨大な透明ボール「ウォーターボール」を使った水中体験学習を始める。昨年12月には、親子連れ参加の試乗会も実施。環境学習への利用は全国初で、ボールに入るという目新しさもあって人気を集めそうだ。

 ボールは直径2・5メートル。厚さ0・5ミリの塩化ビニール製で、入る際にポンプで空気を満たして密閉する。体験学習で中に入るのは約15分間だが、協力する「日本ウォーターウォーク協会」(同市)の御舩泰秀理事長(47)によると、通常の活動なら、中で1時間程度は動けるという。イタリアのメーカーが陸上用に開発し、同協会が07年3月から水上で体験活動を続けてきた。
 オーパルの体験学習では、ボールをカヌーなどで沖へ引っ張り、中からデジタルカメラで撮影した画像を、ボールの外で採取したヨシやカワニナなどの貝殻と一緒にパネルに貼り付ける。こうした遊びを通じ、遠くからは青く澄んで見える琵琶湖の水が実は濁っていることを知ってもらったり、生態系を感じてもらう。全約1時間半、大人4200円、小学生以下3150円。
 ボールは、水深が浅くてもグラスボートのように使え、水の冷たい冬も気軽に入れるのが強みだという。
 昨年12月の試乗会には県内外から16人が参加。小さな子供も多く、歓声を上げて水中をのぞいた。家族で参加した岐阜県瑞穂(みずほ)市の会社員、関谷収さん(38)は「子供が小さいうちに自然に触れる体験をさせたかった」と話す。海水浴では、長男の直(すぐる)君(11)が水に潜れなかったが、「ウォーターボールなら」と、一緒に来た。直君は「潜るのは息が続かないから得意じゃないけど、今回は濡れずに水の中が見えて楽しかった」と笑った。
 御舩理事長は「川や湖は危ないからと、つい子供を遠ざけてしまうが、何とか湖に近付いてもらいたかった。小さな子供も体全体で琵琶湖を感じて」と話している。
 予約や問い合わせは同社(0120・17・6688)。【稲生陽】1月14日朝刊

+Yahoo!ニュース-滋賀-毎日新聞

Posted by jun at 2009年01月15日 11:45 in 各種イベント

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