2008年12月13日

霞ケ浦導水事業:「生態系に悪影響」漁協側に報告書−−評価委/茨城

 国土交通省が進める霞ケ浦導水事業の那珂川取水口(水戸市)建設をめぐり、工事に反対する那珂川流域の茨城・栃木両県の漁協側が独自に設置した「生態系影響評価委員会」は11日「工事は生態系に悪影響を及ぼす」と結論付ける報告書を漁協側に提出した。漁協側は「主張が科学的に証明された」として、建設差し止めを水戸地裁に求めた仮処分申請の審尋に証拠として提出する。

 水産資源学などの外部専門家10人で構成する委員会は5月から調査を続けてきた。報告書は▽取水口は那珂川の魚介類と生態系に被害を及ぼす▽異なる水系の霞ケ浦と那珂川の水の混合は、生態系の破壊を招く――などと指摘し、霞ケ浦の水質浄化効果など国側の主張を否定した。
 委員長の川崎健・東北大名誉教授は「(国の事業に)大義名分はなくなった」と述べた。【山内真弓、写真も】12月12日朝刊

+Yahoo!ニュース-茨城-毎日新聞

Posted by jun at 2008年12月13日 16:05 in 自然環境関連, 内水面行政関連

mark-aa.jpg