三島市の源兵衛川下流の中郷温水池(同市富田町)で、外来種のホテイアオイが1・2ヘクタールの全面を覆うまでに異常繁殖したため、官民一体の大掃討作戦が展開されている。
温水池は営農用水を温める役割があるが、例年より水温が高く、7〜8月で一気に増殖した。放置すると枯れて沈殿し水質悪化を招くため、先月から中郷用水土地改良区、市とNPO法人グラウンドワーク三島などが駆除に取り組んでいる。
作業は追い込みに入り、互いに絡みつくホテイアオイの大集団を消防隊員が放水して分断、竹とロープで地引き網のように岸辺に引っ張り上げている。18日は50人がかりで25トンを“収穫”、除去量は累計で64トンに達し、全体の約6割を取り除いた。あと数日でほぼ一掃できる見込み。市農政課は「地球温暖化に加え上流の小浜池のわき水が少なく、水温の上昇につながった」と分析している。【安味伸一】11月19日朝刊