2008年10月28日

ウチワサボテン:外来種を駆除 松阪の松名瀬海岸、生態系再生へ三重大院など/三重

 松阪市の松名瀬海岸で26日、外来種のウチワサボテンを駆除するボランティア活動が行われた。松名瀬海浜生態系再生プロジェクトチーム(木原寿代代表)と三重大学大学院生物資源学研究科(木村妙子准教授)のメンバーが協力した取り組み。プロジェクトチームのメンバーをはじめ、地元の松阪市立東部中学校の生徒や大学生など約50人が参加し、一帯のウチワサボテンをほぼ取り除いた。

 午前10時、松名瀬海岸に集合。干潟の一角に増えたウチワサボテンをスコップで掘り起こした。根の一部や切れた葉からも芽を出すなど生命力が強いうえ、鋭いとげがある厄介な植物で、参加者は火ばさみを使い、丁寧に取り除いた。取り除いたウチワサボテンは約120キロにのぼり、造園業者が堆肥(たいひ)に加工して処分する。
 木村准教授によると、松名瀬海岸でウチワサボテンが確認されたのは、5、6年前。「自然枯死すると思われたが、次第にはびこった」という。
 木原代表が事務局長を務める自然観察指導員三重連絡会も、繁殖の実態を確認した。観賞用の品種が捨てられ、繁殖して在来種を圧迫しているらしい。このため今年5月、駆除を呼びかけるプロジェクトをつくり、8月には現地を調査したほか、9月には在来種のハマボウフウの種まきをした。今後は各種イベントでパネル展示をしたり、学習会を開くなど幅広い活動を展開し、本来の自然の状態を維持することに力を注いでいく計画という。【橋本明】〔三重版〕10月27日朝刊

+Yahoo!ニュース-三重-毎日新聞

Posted by jun at 2008年10月28日 17:00 in 外来生物問題

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