休耕田などを利用して養殖が広がっている琵琶湖の固有魚「ホンモロコ」の水揚げが、滋賀県草津市でピークを迎えている。大きく育った養殖モロコは、網の中で元気にはね回っている。
草津市では本年度、13軒の農家などが養殖に取り組んでいる。下寺町の下村修一さん(68)の休耕田を利用した養殖池では、5月に放流された稚魚が体長7−8センチほどに育った。9月下旬から順次、網ですくって水揚げを続けている。
下村さんは、今月末までに40キロ近くの水揚げを見込んでおり「自然に近い環境で十分に運動して育った。来年はさらに量を増やしたい」と話している。
モロコは鮮魚店を通じて県内外の飲食店に出荷されるほか、道の駅草津(同市下物町)などで直売が予定されている。